バイクジャケット選びに迷っている初心者の方、または過去に失敗した経験がある方へ。
今回は、バイク|冬用ジャケット選びでありがちな3つの失敗をご紹介します!
実は僕もこれまでに何度も失敗を繰り返してきました。
その経験からわかったのは、失敗しないための重要なポイントは意外なところにあるということです。
もちろん、
- プロテクターの有無
- 防風・防寒性能
- 防水性
これらも重要ですが、それ以前に失敗を防ぐには、次の3点を意識する必要があります。
結論:
|
この3つを無視すると、どんなに良いジャケットを選んだつもりでも失敗する確率が跳ね上がります。
この記事では、僕の失敗談を交えながら、なぜこの3点が重要なのかを詳しくお伝えします。
ぜひ最後まで読んで、ジャケット選びの参考にしてください!
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バイク|冬のジャケット選びでやりがちな3つの失敗とは?
冒頭でもお伝えした通り、
- インナーを着ない想定で普段サイズを選ぶ
- 初めてのメーカーをいきなりオンラインで買う
- レビューやブランドだけで決める
これらをしてしまうと、失敗する確率が一気に増えます。
しかし、僕の経験上、この逆を意識するだけで、失敗する確率を大幅に減らすことができました。
冬用ジャケット|インナーを考えずに普段サイズを買ったら…
冬のジャケットを選ぶときは、用途によって装備が変わってくることをまず考えるべきです。
同じ真冬でも、日中の気温が高いときに走る場合と、真冬の高速道路を長距離で走る場合では、必要な装備は大きく異なります。
また、冬といっても、真冬シーズンのみ使うのか、春先や秋の終わりまで幅広く使いたいのかによっても選ぶべきジャケットは変わります。
普通に考えればわかることですが、真冬に走るなら厚手のインナーや電熱インナージャケットを着るのが一般的です。
しかし、僕が最初に買ったジャケットは、薄手のインナーを着てピッタリサイズのものを選んでしまいました。
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当時はバイク通勤をしていたので、通勤用とツーリング用のジャケットをそれぞれジャストサイズで購入しました。
ところが、冬本番になり厚手のインナーや保温インナージャケットを着ると、ジャケットがパンパンになり動きにくくなってしまいました。
その結果、厚手のインナーを着ても動きやすいように、ワンサイズ上のジャケットを買い直すことになりました。
真冬もガンガン走りたい方には、厚手のインナーを着ることを考慮して、普段よりワンサイズ上のジャケットを選ぶことをおすすめします。
春や秋にも使えるオールシーズンジャケットと、真冬用のジャケットを2着揃えるのも良い方法ですが、少しでもコスパを良くしたい場合は、ワンサイズ上のジャケットを1着選ぶ方が賢明です。
ちなみに、僕は通勤用とツーリング用をそれぞれ購入しましたが、結局通勤がメインだったためツーリング用ジャケットはほとんど使わず、手放すことになりました。
それなら最初から電熱ジャケットを選べば良かったのでは?
と思う方もいるかもしれませんが、電熱系のジャケットには壊れるリスクがあるうえ、洗濯やメンテナンスが面倒です。
特に通勤のように頻繁に使う用途には手間がかかりすぎるため、僕は購入しませんでした。
yochibeバイクblogの「Heated Gear」の記事一覧です。
結局のところ、冬のジャケット選びでやりがちな失敗の一つ目は、ジャストサイズを選んでしまうことです。
大きすぎるのも困りますが、小さいサイズはさらに不便です。
そのため、僕は今後失敗しないために、ワンサイズ上を選ぶことを決めています。
サイズ感には個人差があるので、可能であれば実際に試着するのが理想です。
ただし、試着できない場合は口コミやレビューなどをしっかり確認し、慎重に選ぶのがポイントだと思います。
初めてのメーカーやジャケットをネットで購入する
2番目に失敗する選び方は、初めてのメーカーやジャケットをオンライン、つまりネットで買うことです。
僕も最初のジャケットはネットで購入しました。
理由は、好みのジャケットがショップに在庫がなく、仕方なくネット購入に頼らざるを得なかったからです。
もちろん、サイズは普段着のサイズで選びました。
結果的にサイズ選びに失敗し、我慢して使い続けた結果、インナージャケットのファスナーが壊れてしまいました!
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それだけでなく、ライディングパンツやグローブなど、他の装備でもネット購入で少し失敗した経験があります。
特にジャケットの場合、プロテクターが内蔵されていると想像以上にゴツゴツしていて、思った以上に着心地が悪くなります。
また、ライディングパンツはショップで購入しても、実際に使ってみると動きにくい部分が見えてきます。
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試着ができないネット購入だと、そのリスクはさらに高まります。
僕の経験から言えるのは、失敗する選び方の2つ目は、初めてのジャケットや初めてのメーカーをネットで購入することです。
逆に、2着目以降や、同じメーカーで統一する場合であれば、オンライン購入でも大きな問題はないと思います。
初めての場合は、できるだけ実店舗で試着し、自分に合ったサイズやフィット感を確かめてから購入することをおすすめします!
レビューやブランドだけで選ぶ
最後に、ブランドやレビュー、口コミだけで商品を選ぶと失敗しやすいという話です。
その理由は、本当にそれが自分にとって欲しいものなのかが問題だからです。
これはジャケットだけでなく、他の商品にも言えることです。
例えば、僕が初めて買ったヘルメットは、ショップの店員さんに勧められたフルフェイスで、誰もが知っている有名メーカーのものでした。
「ブランド物だし、このヘルメットなら目立つよ!みんなの注目だよ!」
と言われて購入しましたが、やっぱり好みではなく、1か月で手放してしまいました。
その後に買ったヘルメットは、ヤマハの「ゼニス(ZENITH)」です。
自分のバイクの色に合わせて、シールドも同じ色にしました。このヘルメットは4年経った今でも通勤用として愛用しています。
バイクを購入したときも同じです。250ccのスポーツタイプを買おうと決めて、いろいろなショップを回りました。
店員さんや友達からは人気がある
- CBR250RR
- Ninja 250 KRT EDITION
にすれば間違いないと言われました。
実際、友達にも「やっぱりHONDAかKAWASAKIだよね!」と言われて迷いました。
でも僕は、ネットで見たときに一目惚れしたYAMAHAの『R25』を迷わず購入しました。
納車までに1週間かかりましたが、その間
- 「どうせなら『CBR250RR』や『Ninja 250 KRT EDITION』の方が良かったのでは?」
と迷った自分もいました。
しかし結果的に『R25』を選んで大正解でした。
今でも通勤で愛用していて、飽きることがありません。
僕は通勤や街乗りがメインで、たまにツーリングをする程度です。
サーキットや峠道でコーナーを攻めるわけではないので、街乗りを重視して設計された『R25』は僕の用途にピッタリでした。
ジャケットについても同じことが言えます。
本当は好きでもないのに、ブランドや口コミで話題だからという理由で買うと、失敗するリスクがあります。
だからこそ、自分が本当に欲しいと思うジャケットを選ぶべきだと感じました。
そのうえで、安全性や防風性といった機能、ブランドを考える方が失敗しないと、僕の体験から確信しています。
冬のジャケット選び|初心者が注意すべきポイント【まとめ】
冬のジャケット選びでありがちな失敗3つをまとめていきます。
- インナーを着ない想定で普段サイズを選ぶ
- 真冬には厚手のインナーや電熱インナーを着ることを考慮する必要がある。
- ジャストサイズのジャケットでは動きにくく、結果的にワンサイズ上を買い直すことになる。
- 初めてのメーカーやジャケットをいきなりオンラインで買う
- 試着ができないため、サイズやフィット感で失敗しやすい。
- プロテクターが内蔵されたジャケットは特にゴツゴツして着心地に差が出る。
- 初めての場合は、できるだけ実店舗で試着してから購入するのがおすすめ。
- レビューやブランドだけで商品を選ぶ
- 他人の意見やブランドの知名度に影響されると、自分の好みに合わない可能性が高い。
- 本当に自分が欲しいものかどうかを基準に選ぶことが重要。
初心者が注意すべきポイントは、
- 用途を明確にする:通勤用かツーリング用か、頻度や季節を考慮して選ぶ。
- ワンサイズ上を検討する:真冬のインナー装着を前提にサイズを選ぶ。
- 試着を優先する:実店舗でサイズ感やフィット感を確認するのが理想。
- 自分の好みを最優先に:ブランドや口コミに流されず、自分が本当に欲しいものを選ぶ。
以上のポイントを押さえておけば、冬のジャケット選びで後悔するリスクを大幅に減らすことができます。
特に初心者の方は、焦らずじっくりと選ぶことが大切です。
自分にぴったりのジャケットを見つけて、寒い冬でも快適にバイクライフを楽しみましょう!