バイクのバックプロテクターは必要?という声をたまに耳にします。
僕もこれまでツーリング仲間やバイクショップのスタッフさんから、たくさんの意見やアドバイスを聞いてきましたが、「必要かどうか」は人それぞれだと思います。
実際、普段着にスニーカーというラフなスタイルでツーリングに参加する人もいれば、サーキット仕様のフル装備で来る人もいて、本当に様々です。
ただ、僕の結論はこうです!
- バックプロテクターは必要。
- 付属品ではなく別売り品に変えるのがおすすめです。
もちろん、デメリットもあります。
- 重たくなる(特に長時間のツーリングでは肩や背中に負担がかかる)
- 蒸れる(夏場のツーリングでは少し不快感があることも)
それでも僕自身は、ジャケットをコミネで統一しているので、バックプロテクターも同じブランドで揃えています。
今回は、コミネのバックプロテクターを実際に3年間使ってみた感想や効果について詳しくお伝えします!
バイクのバックプロテクターは必要?
バックプロテクターは必要です。
バイクの死亡事故や重症で多い部位は、次の3つだそうです。
- 頭部
- 胸部
- 背中(脊椎)
もちろん、背中の損傷による死亡事故の確率は頭部や胸部と比べると低いですが、重大な後遺症が残るリスクが非常に高いのが特徴です。
しかし、メーカーによってはジャケットに付属しているプロテクターが、ゴムのような柔らかい素材で簡易的なものだったり、別売りだったりすることがあります。
上の写真は、実際に付属していたバックプロテクターです。
ペラペラで、とても不安です。
もし転倒して固いアスファルトやコンクリートに背中をぶつけたら、ガードできずに大怪我をする可能性が高いと感じました。
「スピードを出さず、自分が気をつけて走ればいい」という声もあるかもしれません。
しかし、相手からぶつかってくる可能性もあるため、自分の身を守るためには、CE規格の別売りプロテクターを用意するのが安心です。
僕の場合、ジャケットはコミネで統一しています。そのため、別売りのプロテクターを1つ用意すれば十分です。
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ここからは、僕が実際に3年間使ったコミネのバックプロテクターについて、感想や効果を詳しくお話しします!
コミネSK-802を3年使用した感想と効果
「コミネ|バックプロテクター SK-802」を3年間使用した感想は以下です。
- 安心感
- 少し重たくなる
- 背中が蒸れる
効果については、実際に事故や転倒を経験していないため断言はできませんが、付属品と別売り品の写真を見る限り、安心感が得られるアイテムだと思います!
メリットは安心感
当たり前ですが、メリットは安心感です!
つい最近、コミネJK-612ウインタージャケットを買いました。
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以前使っていたジャケットはサイズ選びを間違えてしまい、インナーを着るとパンパンでキツくなってしまったため、今回新調しました。
やはり、付属のバックプロテクターはペラペラのゴムのような素材でした。
一方で、肩、肘、胸のプロテクターはプラスチックのような硬い素材なので、そこは安心できます。
ちなみに、僕のバイクのメイン用途は通勤と日帰りツーリングです。
はじめまして、運営者のYochibeといいます。 自己紹介 僕は愛知県に住む50代のバイク好きのおっさんです。家族は妻と長女、次女の4人。 バイクに乗り始めたきっかけは「節約」。2018年に原付(JOG)を新車で購入し、 …
サーキットや峠でスピードを出したり、コーナーを攻めるわけではないので、バックプロテクター以外については特に問題ないと判断しました。
そのため、背中だけ別売りのCE規格バックプロテクターを用意すれば、さらに安心感を得られ、通勤やツーリングをより快適に楽しむことができます。
デメリットは重たい&蒸れる
デメリットは、少し重たくなることと、夏はもちろん、冬でも着込んだり電熱インナーを使うと蒸れることです。
僕は真冬は厚手のインナーを着て通勤していますが、気温が高い日には少し汗ばみ、背中が蒸れます。特に、プロテクターがある部分は蒸れやすいですね。
真夏は当然蒸れます。しかし、真夏の暑い気候では全身が暑いので、背中だけ特別気になるということはないと僕は感じています。
そのため、蒸れ対策としては、ベンチレーションのあるジャケットを使い、状況に応じてチャックを開けて体温調整をすることや、電熱インナーを利用して調整するのが良いと思います。
万が一に備える!バックプロテクターは必要【まとめ】
結論として、バイクのバックプロテクターは万が一に備えて必須だと思います。
別売りのジャケットを購入した場合は、なるべくCE規格のバックプロテクターを用意しましょう!
メーカーにもよりますが、5000円〜10000円くらいで購入できると思います。
また、夏用や冬用などでジャケットのメーカーが異なると、プロテクターもその都度買い直す必要がある場合があります。
可能であれば、メーカーを統一するとコスパが良くなります。
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蒸れや暑さ対策には、ベンチレーション付きのジャケットを選ぶと温度調整がしやすくなります。インナーを脱いだり着たりするのは面倒で、ストレスが溜まりやすいので、なるべく快適に調整できる装備を選びましょう。
どうせ楽しくツーリングするなら、快適に楽しむのが一番です!
以上、少しでも参考になれば嬉しいです。僕の体験を聞いていただき、ありがとうございました!